余命いくばく…?

糖尿病を患うと?(患者の後悔)

 

 一般的には「平均寿命が縮む」というのが定説です。

 「糖尿病」という死因病名はありませんが、全身のあらゆる血管がやられて、やがては致命的な病気を誘発し死に至るという、恐ろしい病気なのです。

 約43%が脳梗塞、約25%がガン、腎臓病年間4万人。全身の細胞に合併症が出ます。眼は網膜症、手足の抹消神経障害、インポテンツ、足先の壊疽。

 僕の場合は「足の痺(しびれ)痛と筋肉疲労」で、現在アスレチックで回復リハビリ中です。(詳細は、糖尿病あれこれのページに回復記録掲載中)

 糖尿病患者数は日本では予備軍も入れて約2,200万人(全人口の17%)も居るというのだから、もっとバンバン脅かして注意を促さなければならないのに、社会も医者もが割とノンビリしているように見受けられるのですが、何故なのでしょう?

 栄養管理<カロリー・コントロール>を厳しくすると

<一説には>

●病院や薬剤業界の売上維持のため? または●食品産業や外食産業への悪影響がでるので甘くしてるって? まさかそれはないでしょう…。国の国民健康保険料負担金にも余裕は全くないのですから。

 寿司などは炭水化物(米が)のカタマリだから、たくさん食べちゃいけないかも、とか…<焼き肉>食べ放題・飲み放題(社会悪)なんか続けてると、早くに死んじゃうよ!自己反省です。(若年糖尿病も多し!)

 

 遺伝的要因もありますが、根っこには過食によるカロリーと糖質の摂取過多、ファストフード害食、日常の運動不足という現代社会特有の環境もありますから、大人だけではなく学童の保健学習の中でも、メタボリック・シンドローム教育を必須課題とするぐらいの、国家的問題と思うのですがね。

 

    ●低体温症→免疫力の低下→ガン・感染症

    ●動脈硬化→脳・心臓病・腎不全・突然死が多い

 

  糖尿病患者の余命については、日常生活で血糖値がコントロールされていないと特に短命とのこと。 平均死亡時年齢(男)68.0歳(女)71.6歳というデータがあり、健常者と比較すると10年程寿命が短くなるようです。(僕も外見は健康そうですが、68歳だからすでに危険域だ…)

 

◆ある計算式で、僕の場合は

男性の一般平均寿命80歳から、現在の年齢を引いた50%が余命という宣告です。80歳−68歳=12年÷50%=6年

あと6年というと、68+6=74歳前後が限界(死ぬ)かも?なんですよ。そこで、僕の人生あと6年を残すのみ!と覚悟しました。(2013年4月時点で)

 

 こんな覚悟で残りの6年ほどを、僕なりにあれこれ考えてみることにします。

 68歳まで生きて、これから幾つ(いつ)まで元気でいられるのかな?というイメージを漠然と受け止めてるよりは、“あと6年しか生きられない” と、終末の区切りをハッキリしておいた方が、時間価値の見方がシビアになって、より密度ある人生(あくまでも自己満足)で終われそうだな、と思うのです。

 この時点で新たに発生する状況、新規依頼ごと、新しい情報への対処、新しいモノ(商品)とコトとの関係も…このような研ぎすまし(クール)感覚で捨取選択すると小気味よいし、重要度の順位づけが明確になりますよね。

 

■やり残してること…

 大・中・小、もういろいろコマゴマとありますが…

僕の場合、何はともあれ 家族内での

『父親として、夫としての役割を満たして(果たして)いない』

この一点につきます。だからって、あと残された時間内でこの問題をクリアできるハズがありません。

 どうしましょう…

 気にしたら悪あがきで恥の上塗りをしそうですから、このまま果てようと思います。(しかし反面教師としては、十分に役割を果たしたつもりですが…だめかね。)

死の間際に

「お父さん!私達のために頑張ってくれてありがとう!」

このようなドラマ型シーン(情景)は、私には絶対にないです。

身内周囲からは

「自分本位120%でやってきたんだから、本人としては満足だったんじゃない。」とサラッと言われて、カット・アウト(これにて終了)です。

 

      私はガンになりたい?

 さて…終戦前後あたりで生まれた我々やベビー・ブーマー(日本では団塊世代)は、自分の死についてを “もしかして明日かも” として、現実考えておかねばならない毎日になっていますよね。

 自分の死の間際という情景を…あなたはどのようにイメージし、どのように望んでいますか?

 「勿論、ピンコロですね!」と、元気なうちは冗談半分と本気半分でカラカラ笑いながら話したりしています。が しかし、“ピンコロ(一瞬で死ぬ)”って、実際にはどんな死に方のことでしょうか?

 ついさっきまで元気だったんだけどね、振り向いたら死んでた、みたいな……。

  ●テニス中(仕事中)に急にバッタリ倒れて…心臓麻痺でした

  ●車運転中に脳卒中か心臓麻痺でそのまま路外転落して…

  ●同じく車運転中にトラックと正面衝突して…

  ●いきなり暴漢に襲われて……

  ●朝元気でしたが、帰宅したら居間で死んでました……

  そして

  ●昨年末(12/31)に自宅で果物を食べていたところ、動脈瘤瘤で急死された、大瀧泳一氏(65歳)、などなど?

 このような例は、実際にはあまりいい死に方とは思えませんが?どうでしょう。

 僕自身の体験ですと、僕が!0歳のときに、57歳の父が友人の家で、その友人と囲碁を打っている最中に、急に「もうだめだ!」と一言発して、その場で逝ってしまったのですが、この例はまさしくピンコロでしょうが、そんな事例って、死に型の何%あるのでしょうか。

 そんな理由で…“ピンコロで逝きたい”なんぞ、軽々しく口にしないようにしませんか。軽卒な会話でっせ。

そこで… 

 人生65歳になると元気そうに見えても、体調はがいろいろ変化しますよね。僕の場合は糖尿病。

 僕の知り合いがガンに冒されて、彼の長年の友人でもある担当医から「放っとくと余命あと2年くらいかも。」と宣告されて抗がん治療を薦められたが、自身でいろいろ考えた末に、ムリしない程度の延命処置を選んで、ゆったり生きてるんだわ…死後のことは、ほぼ整理できてるしさ…そんな感じで今日に至るとのこと。

 それでいいんだよね!僕もそうしたいし、そうすると思うな、たぶん。宣告された瞬間は、一時期落ち込んだりバタバタするでしょうが。だから、あっという間もなくコロッと逝くより、あと3か月と言われてもガン宣告の方を望みます。

 死んだ僕の枕元で流しておいて欲しい音楽も用意しておきたいし、捨てるモノもの売るモノ、スレゼントしたい物、隠してある趣味のエッチDVDも捨てておきたいし。<つづく>